埼玉県産婦人科医会

産婦人科医会について

埼玉産科婦人科学会一般社団法人化に際して

 令和2年度から、会員の先生方のご推挙により、埼玉県産婦人科医会副会長・埼玉産科婦人科学会会長を務めさせて頂きました。ありがとうございます。また、公益社団法人日本産科婦人科学会では会員の先生方のご支援を頂戴しながら理事を拝命し、地方部会と本部学会との連絡役として迅速な情報の発出に努めて参りました。

 埼玉産科婦人科学会の主な目標は、埼玉県で働くすべての産婦人科専門医が最新の知識と技術を習得し、自らの医療レベルを維持するための生涯教育を受講できること、さらには新たに産婦人科に参入してくる有望な専攻医たちが楽しく知識と技術を習得できる場を提供することと思います。

 埼玉県産婦人科医会は、令和5年4月より一般社団法人となりました。埼玉県産科婦人科医会の平田善康会長とともに、引き続き新たな医療体制にも柔軟に対応し、多くの情報の発信源として本学会を機能させ、埼玉発の新医療システムと誇れる事業の展開も考えてまいりたいと思います。学術集会と研究会につきましては、春季、秋季の2回の学術集会と各領域の5つの研究会の運営、さらに埼玉産科婦人科学会雑誌の年2回発行を行ってまいりました。今後の県医会の一般社団法人化後もこれら学術業務は継続し、各分野のトップランナーの先生方をお招きして講演を聞くばかりでなく、できる限り各会員の発表する機会を数多く提供できるように配慮したいと思います。

 しかしながら、地方部会としての埼玉産科婦人科学会の最大の業務は、やはり会員の先生方の会員情報の管理と専門医資格の申請・更新かと思います。専門医関連はあくまでも学会が主体となって運用を行う必要があり、連絡などに齟齬があってはなりません。医会事務局体制の移行に伴い、我々役員・地区委員一丸となってこの専門医関連の業務が滞りなく遂行されるように精進したいと思います。もしも学会運営、専門医関連について疑問点がありましたら、どうぞお気軽にご相談頂き、時には改善に向けたご提案も頂戴できれば幸いです。

 どうぞ、引き続き切に本学会へのご支援、ご鞭撻を頂きたく、お願い申し上げます。

亀井 良政

埼玉県産婦人科医会 副会長

埼玉産科婦人科学会 会長

亀井 良政